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東京女性リーダーズ応援ネットワーク 企業交流会プログラムに、代表 石川が登壇しました。

こんにちは!
ワカルク公式編集部です。

8月8日、『東京女性リーダーズ応援ネットワーク』企業交流会プログラムに、代表の石川が登壇いたしましたので、当日の様子をご紹介します。

「東京女性リーダーズ応援ネットワーク」とは

東京女性リーダーズ応援ネットワーク

東京都では、女性活躍・女性登用に向けた経営者の意識や職場の文化の変革を促すため「東京女性未来フォーラム」を開催し、女性活躍・ダイバーシティ経営の推進に向けた共同宣言を行いました。
この宣言を実行していくため、「東京女性リーダーズ応援ネットワーク」として新たな取組を展開していきます。
共同宣言に賛同し、ともに取組を進める企業のネットワークを広げ、社会全体で女性活躍を推進していきます。

ワカルクは今年1月、東京都主催『東京女性未来フォーラム』にて、小池都知事、賛同企業30社とともに、女性活躍・ダイバーシティ経営の推進に向けた共同宣言を行いました。

イベント概要

今回、女性活躍推進に関する同じ悩みや課題を持つ企業様同士の「交流会プログラム」第二回が開催され、共同宣言企業として弊社の取組事例をご紹介させていただきました。

講師:スリール株式会社 代表取締役 堀江 敦子様
登壇者:株式会社小宮商店 執行役員 経営企画室長 伊藤裕子様
登壇者:株式会社ワカルク 代表取締役 石川 沙絵子

女性活躍から始める多様な人材を活かす経営

まずはじめに、スリール株式会社 堀江様より、「なぜ今、女性活躍推進が求められているか」をテーマに講義が行われました。

・女性活躍推進における課題
・先進的な取り組み事例
・「女性活躍推進状況チェックシート」を用いて自社の推進状況をチェック
・各フェーズ毎の具体的な推進方法の解説

まで、参加企業同士の情報交換も交えながら、非常に充実した講義でした。

続いて、共同宣言企業の株式会社小宮商店 伊藤様より、「女性活躍推進の取り組み前と取り組み後の変革」についてご講演がありました。
女性の活躍によって大きく変化を遂げた好事例に、参加者一同とても勉強になりました。

石川の講演内容を一部ご紹介

共同宣言企業2社目として石川が登壇。弊社の取り組み事例について、講演内容を一部ご紹介いたします。

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ワカルク創業時の想い

2020年、自らも3人の子どもを育てる代表・石川が、「時間も場所も固定されずに働けられる働き方を実現させたい」という想いでワカルクを創業しました。
もしかしたら、「女性社員の数が少ない」「ライフイベントの節目に退職してしまう女性が多い」といった悩みをお持ちの企業様とは、少し様相が異なるかもしれません。
従業員が10人いれば10通りの働き方をハードルなく受け入れられるために、ワカルクの【長く働き続けられる職場環境】が少しでもヒントとなれたなら幸いです。

ワカルクメンバーのうち、8割以上が子育て中の女性

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ワカルクでは、子育てや介護をしながら働くメンバーが8割以上を占めます。そのうち過半数以上が乳幼児を抱えるワーキングマザー。病気の看護で急にお休みを取得したり、学校行事で離席したりは日常茶飯事!
さらに、産休・育休取得する人が常に1割程度おり(もちろん、復職して活躍しています)、全メンバーのうち毎日誰かしらは不在なのです。

女性ばかりの会社で、フルリモート勤務を続けるには

ワカルクのメンバーは全国各地に住んでおり、通勤時間なしのフルリモート勤務です。フレックス制で自由な時間で働けるため、それぞれ始業時間・終業時間もさまざまです。
多様な働き方を推進するためには、

・ハード面(会社制度、社内ルール、ツール整備等)
・ソフト面(フィロソフィー教育、コミュニケーションの工夫等)

の両面で、工夫を行っています。
なかでも、一番大切にしていることが「フィロソフィーを浸透させること」です。

急なお休みを取らねばならない時、リモートワーク環境では、メンバーが何をしているか見えない状況で、仕事を引き継がなくてはなりません。
この時、メンバー同士の関係性の質が悪いと、仕事として機能しません。
お客様から対価を頂き、お預かりする業務だからこそ、 メンバー全員が「何のために」「どこをゴールとして」仕事しているのか、同じ方向を見ながら安心して協働できることが一番大事なのです。

「両立支援」の先に、大切なのは「活躍支援」

いくら働きやすい環境が整っていたとしても、仕事の質や厳しさとは別のお話です。家庭事情や個人の都合は、ビジネスの言い訳にはなりません。
メンバー一人ひとりが自信をもち、自律して生き生きと働くために、ワカルクでは全体最適を考えたマネジメントを行っています。

例えば、仕事の任せ方を工夫してみると、自分のアタマで考え、判断し、経験を積んでいく

・小さな単位から業務を任せ、たくさんのチャレンジを積み重ねる
・社内プロジェクトに参加してもらい、挑戦する経験・失敗する経験を積んでもらう
・もしミスしてしまっても、それは失敗ではなく、組織の知恵として「宝になる」という意識を醸成する

「子どもがいるから働きに行けない」、「地方に住んでいるから挑戦できない」といったことはないのです。

共同宣言企業によるトークセッションの様子

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イベント後半には、登壇者3名によるトークセッション、参加者からの質疑応答がありました。
男性や女性に限らず、従業員が長く働き続けるために大切なことは様々ありますが、課題を乗り越えるための解決策が、会社の新たな付加価値を生む、という学びの時間となりました。

<業務改善によって生まれる付加価値の一例>

・業務時間の制約がある→業務が効率化され、無駄が省かれる
・急なお休み取得や育児休業者がいる→属人化業務がなくなり、社員も有給を取得しやすくなる
・男性が担っていた業務を女性に任せる→ゴールに至るまでのルートは、担当者によって異なってOK。様々なアプローチが生み出され、組織の知恵になる。

さいごに

参加者の皆さまには、業界や業種を越えて、積極的に情報や意見交換を行っていただきました。ご参加いただき、ありがとうございました。
そして今回、登壇企業としてお声がけいただきました、東京女性リーダーズ応援ネットワーク事務局の皆さま、本当にありがとうございました!

※ワカルクは、女性活躍を推進する企業に認定される「えるぼし」を取得しております。