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一般社団法人日本旅行業協会(JATA)女性管理職の意見交換会に参加しました。

こんにちは!ワカルク公式編集部です。

2025年7月9日、 一般社団法人 日本旅行業協会(略称:JATA)関東支部 LADY JATA委員会が主催する「女性管理職の意見交換会」に、弊社代表・石川がオブザーバーとして参加させていただきましたので、当日の様子をご紹介します。

*JATA関東支部 LADY JATA委員会とは
JATA関東支部の専門委員会の1つで、女性の視点で諸問題の改善案、環境整備、旅行販売促進などに関して、協議・検討を重ねることを目的として、平成24年6月に発足しました。年に4~5回の委員会を開催、各社の取組み事例や世代別・職種別等が抱える問題点や課題を議論し、他社の状況を共有することで問題意識を高め、業界として目指すべき女性活躍のビジョンを提言としてまとめています。

出典:一般社団法人日本旅行業協会HP

「女性管理職の本音」が交差する場

JATA様は、1959年に国際旅行業者協会として発足し、海外への募集型企画旅行を主催できる第一種旅行業者が会員の中心となっている団体です。
今回は、LADY JATA委員会の委員の方々に加え、会員企業各社で、人事、広報、DX、働き方改革推進などを担う女性管理職の方々にお集まりいただきました。

テーマは「管理職のやりがいと悩み」。
事前アンケートでは、

・ロールモデルの不在
・管理職の“あるべき姿”へのプレッシャー
・業務量とプライベートとのバランス
・育児中社員へのサポート制度

など、共通課題が見えてきており、これらの内容を元に、2つのグループに分かれて、各社の取組事例を交えながら活発な意見交換が行われました。

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会社は違えど、皆さん同じような悩みを抱えており、話は尽きませんでした。

印象に残った3つのエピソード

1.”話しかけにくさ”と向き合う姿勢

ある方は「会議や業務に追われて、話しかけづらい雰囲気を出してしまっている」と気づいたそうで、1日1時間、あえてパソコンに向かわない時間を作り、相談や雑談をしやすい雰囲気を意識的に設けているとのこと。
ほんの少しの余白が、チームに安心感をもたらす、そんな気づきがありました。

2.“今ある業務”に問いを立てる

「これは本当に必要な仕事なのか?」という疑問を持った際、チームのミッションに照らして、“やらなくてもいいこと”を削る決断をしたというお話もありました。
業務の可視化と整理、そして優先順位の見直しは、まさに管理職に求められる能力のひとつ。
限られた時間とリソースを守る、勇気ある選択に共感が集まりました。

3.“自分の軸”を持つということ

ディスカッションの最後に、参加者の多くから共通して出てきたのが「自分の軸を持つことが大切」という視点でした。
会社の制度やチームの状況、家庭環境など、置かれた背景はさまざま。
それでも、「自分は何を大切にしたいのか」を問い続けることこそが、意思決定の土台となり、管理職としての在り方を支えるものなのだという気づきがありました。

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話し合った内容を発表。すぐに真似できそうな事例もたくさんありました。

これらの問いは、管理職に限らない

「自分の軸を持つ」という感覚は、きっと管理職だけのものではありません。
働くすべての女性が、日々の選択の中で揺れ、立ち止まり、考える。
そんなときに立ち返る“心の基準”のようなものなのだと思います。

ワカルクでも、ライフイベントのまっただなかで働くメンバーがたくさんいます。
だからこそ、“誰かの型”ではなく、“自分らしさ”を起点に働ける場を、これからも大切に育んでいきたい。
今回の対話は、その思いを再確認する機会となりました。

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部下が育つ姿を見たり、後輩女性が「●●さんを見て管理職を目指してみようと思うようになった」と言ってくれたなど、管理職ならではの喜びも共有しました。

業界・職場を超えて今の仕事の仕方を疑ってみる

ワカルクは、創業当初から完全フルリモート、土日祝休み、実働7時間、残業全社平均10時間以内と、数字だけを見ると「働きやすい」会社に見えるかもしれません。
けれど実際には、マルチタスクで業務が詰まり、息つく間もない時もあります。

また、テキストコミュニケーションが中心のため、「対面の方が早いのに…」と思うこともあります。状況や背景を想像して動く力が求められる分、出社スタイル以上に、個々の自立と判断力が必要な場面が多くあります。

旅行業界とは働き方のスタイルは異なりますが、“ホスピタリティを大切にする”という点では共通していると感じました。

ホスピタリティは属人的であるがゆえに、それがサービス業にとっては強みになる一方、効率化を求める社会の流れでは「属人化はよくないこと」とされる場面もあります。

でも、「属人化=悪」ではないはずです。
ワカルクでは、業務の見える化(ブラックボックス化の排除)と情報共有を徹底したうえで、属人化を“個人毎の工夫や価値”として歓迎するというスタンスで組織運営をしています。

つまり、

属人化はしてもよいが、ブラックボックス化にはしない。

こうした視点を持ちながら、ホスピタリティのよさを活かした組織づくりができるといいなと、改めて思いました。

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管理職の醍醐味は、まだ知らない自分に出逢えること。

さいごに

今回お声がけいただきました、JATA関東支部 LADY JATA委員会・事務局の皆さま、事前のアンケートのご協力含め、ゲスト参加してくださったJATA会員企業管理職の皆さま、本当にありがとうございました!


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