東京都主催「未来の働き方推進フォーラム」に代表・石川が登壇しました。

2026年7月29日、東京都主催「未来の働き方推進フォーラム」のパネルディスカッションに、弊社代表の石川 沙絵子が登壇しましたので、当日の様子をご紹介します。
「未来の働き方推進フォーラム」とは
東京都が推進する「未来の働き方」に関する取り組みを広く発信し、これから一歩を踏み出す企業のヒントとなる事例を共有するために開催されたフォーラムです。
ワカルクは、東京都の「東京サステナブルワーク企業」への登録および「Tokyo Future Work Award2024」奨励賞を受賞しています。
イベント概要
当日は、基調講演・トークセッション・パネルディスカッションの3つのプログラム構成で、ワカルクは最後のパネルディスカッションに登壇し、多様な人材が活躍できる職場づくりやデジタル活用による生産性向上について、実際の課題や工夫、成果を発表しました。

「ビジョンとは、正反対の会社でした」
石川の講演は、こんな告白から始まりました。

2020年、「0か1かではなく、0.1でも0.2でもバッターボックスに立ち続けられる環境をつくりたい」という想いで創業したワカルク。ところが創業当初は、業務が「長く働ける人」に偏り、土日や深夜にもオンラインでつないで納品し、体調不良者が出てみんなが順に休みに入っていく——理想とはほど遠い状態だったといいます。
そこから、
- 文化(会社の考えを伝え続ける)
- 仕組み(情報の見える化と業務記録を元にした標準化)
- 学習(業務を小さく分けて挑戦の機会をつくる)
の3つを軸に、働き方を組み立て直してきました。

『ヒト』ではなく『コト』に向き合う
働きやすさと働きがいのバランス、マネジメントで大切にしていることを問われた場面。石川の答えが、当日の一つの山場になりました。
「働き方というと、『ヒト』に向き合う施策だと思われがちですが、私はマネジメント上、『ヒト』よりむしろ『コト』に向き合うことにフォーカスするようにしています。いろんな背景や状況を抱えている方が働いているので、『ヒト』に向き合いすぎると、余計な配慮をしすぎてしまうことがあるんです。」
MCの方から「では『コト』に向き合うための指針は何かありますか」と重ねて問われ、石川はこう続けました。
「お客さまの立場に立つようにしています。人ではなく会社の仕組みの問題だと、そちらに目を向けるようにしています。」
配慮をしないという話ではありません。配慮を個人の頑張りに預けず、仕組みの側で引き受ける。メンバーの9割が子育て中の女性で、勤務時間もライフステージもさまざまなワカルクが、創業期の反省から辿り着いた考え方です。

これから一歩を踏み出す企業の皆さまへ
最後に、参加者の皆さまへのメッセージとして石川がお伝えしたのは、とてもシンプルな、けれどすぐに始められる一歩でした。
「今やっている仕事が何にどれくらい時間がかかっているのか、どこに詰まりがあるのか。これはお金をかけずに、書き出して記録をつけてみるだけでできることなんじゃないかと思います。」
「あの資料どこにある?」を探している時間。前の担当者のやり方がわからず、キャッチアップに使っている時間。15分単位でも30分単位でもいいので記録してみると、無駄が見えてきます。第一歩は、大きな制度改革でなくてよいのです。
さいごに
会場・オンラインでご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。ご一緒した登壇企業の皆さまのお話も、ワカルクにとって学びの多い時間となりました。
そして今回、登壇企業としてお声がけいただきました東京都および事務局の皆さま、本当にありがとうございました!
※ワカルクは、女性活躍を推進する企業に認定される「えるぼし」を取得しております。


